熊本県下の官庁音楽隊によるトライアングルコンサート

熊本地震から2年数ヶ月。地震災害の文化ホール修復工事完了しての竣工記念公演

 2月23日午後1時半と6時半の2回公演が行われました。
 参加したのは熊本県内の官庁に所属する4つの音楽隊、陸上自衛隊西部方面音楽隊と第8音楽隊、熊本県警察音楽隊、熊本市消防音楽隊の4隊。熊本地震までは熊本城内の広場で行われていた行事。熊本城が工事中のため開催されていなかったこの「トライアングルコンサート」ですが、地震災害によって被害を受けた南区城南町の「火の君文化ホール」が2年半の歳月を経て、ようやく修復が完了し、その竣工記念行事として「トライアルコンサート」が復活しました。
 コンサートは単独演奏と合同演奏の2部構成で行われ、其々の音楽隊の特性や任務を反映した演奏会でした。
 県警音楽隊のステージドリルはフラッグを中心に、コミカルな演技と寸劇で事故や犯罪防止の啓蒙を行なっていた。消防音楽隊は演奏の合間に救急電話の基本的な使い方などさりげなくPRしながら映画「 ALLWAYS三丁目の夕日」のハイライトなどを演奏しました。
第8音楽隊は今年の全国吹奏楽コンクール曲から「”あんたがたどこさ”の主題による幻想曲」などを演奏、西部方面音楽隊は「キャンディード序曲」や「西郷どんのメインテーマ」などを演奏し、熊本地震の活動などを通じて自衛隊と民間の架け橋になっていることなどをPRしていました。
 15分の休憩ののち4体のピックアップメンバーによる合同演奏が行われ、西部方面音楽隊長・伊東札記3佐の指揮でヴェルディの愛ー凱旋行進曲を、両花道に2組のトランペット隊を配し立体的な広がりと勇壮華麗な演奏を行ないました。続いて指揮者が県警音楽隊長に変わり、酒にまつわる音楽を集めた面白い曲「お酒ソング・コレクションー酔奏楽のためのー」でクラシックから演歌、ラテン音楽まで幅広いアレンジで飲酒事故防止を訴え、消防音楽隊長に指揮が変わって「銀河鉄道999」組曲をダイナミックに演奏し、最後にまた西部方面音楽隊長が今度は迷彩服で登場して、巧みな話術と誘導で聴衆を惹きつけアンコールの答えました。
 最後はスーザの行進曲「古き名誉ある砲兵中隊」(最後に蛍の光が出てくるので”蛍の光が行進曲”と呼ばれることもある。)を演奏して昼の部の演奏会を終了しました。