防衛省ホームページより引用

西部方面音楽隊第17回室内楽演奏会を開催

室内楽演奏会では稀なる満員

1月25日午後2時30分から、益城町文化会館ホールで、西部方面音楽隊の室内楽演奏会が行われた。

ヘンデル作曲”輝かしいセラフィム”オラトリオ「サムソン」より ピッコロトランペット邑上達也、ソプラノサックス茶円、ピアノはゲストの邑上利佳さん。ブラームス作曲「ホルン三重奏曲」作品40 ヴァイオリンはゲストの黒葛原康子さん、ホルン平田、ピアノ山口の各隊員 スカルラッティ作曲「三つの小品」 ソプラノ茶円、アルト雜賀、テナー氏福、バリトン本田の各隊員 今年は満席でしたフラッケンポール作曲「四重奏曲」 1st中山、2nd川上、3rd廣石、Bass Tb.室の各隊員 阿部勇一作曲の4本のクラリネットのための「コン・モート」 左から古閑、高田、山本、島田の各隊員ラベル作曲 木管五重奏曲「クープランの墓」 左から高濱龍一郎、眞藤、高濱真由美、井上、下田の各隊員  三澤慶作曲「花の狂乱」左から邑上、木下、後藤のトランペット、ホルン竹本、チューバ平野、ユーフォニアム高嶋、トロンボーンの広石、川上の各隊員   アンコールは三澤慶編曲の金管8重奏版「日本のうたメドレー」でした。
 今年は満員の盛況で、客層も小学生から高齢者までと幅広く、ここ数年会場を益城町文化会館に固定して続けてきたのが好結果につながったのでは、と分析している。
休憩15分をを挟んでの2部構成で、前半は古典を中心に3曲、後半は近代から現代に至る曲を中心に編成され、緻密なアンサンブルが聴かれた。
 編成も多様で、1曲目はヘンデルのオラトリオから「輝かしいセラフィムに」をピッコロトランペットとソプラノサックス、それにピアノという3重奏で、2曲目はブラームスのホルン三重奏で、ヴァイオリンにゲストを迎え、ピアノを音楽隊のパーカッション奏者が、ホルンを若手の隊員が受け持ち、普段隊員たちが経験できないアンサンブルを楽しんでいた。3曲目はバロック音楽からスカルラッティのチェンバロのソナタをサクソフォン4重奏に編曲したもので、同族楽器らしい緻密なアンサンブルを聴かせてくれた。
 後半の1曲目はトロンボーン四重奏で近代アメリカの曲。作曲はA.フラッケンポールで1924年アメリカニュージャージー州の生まれ。マーチ、ワルツ、コラール、ロンドと言う4つの楽章で、どこか懐かしい香りのする曲を聞かせた。2曲目はクラリネット四重奏で、現代日本の曲が取り上げられた。阿部勇一の「コン・モート」で、4本のクラリネットが幅広い音域を駆使しながら躍動と静寂をうまく表現していた。
 3曲目は木管五重奏でラヴェルの「クープランの墓」が取り上げられた。普段は管弦楽で聞かれることが多いが、メイソン・ジョーンズの編曲による木管五重奏版もなかなか変化に富んだ優しさに溢れる演奏だった。
 4曲目はまた日本の作曲家が取り上げられ、金管八重奏で「花の狂乱」が演奏された。花魁を題材にした曲らしいが、一巻の絵巻物を見るような日本人らしい共感を覚える曲で、大変変化に富んでいて聴衆を楽しませた。
アンコールの声に、同じメンバーで応え、日本のうたメドレーが演奏された。同じく三沢慶の編曲によるものでさくらや夏の思い出、赤とんぼなど耳慣れた曲に聴衆も手拍子を入れたり楽しんでいた。